日時:2010年1月21日(木)10:00〜12:00
場所:下落合コミュニティセンター・第3集会室
講師:池本 誠司 弁護士(埼玉消費者被害をなくす会理事長、消費者庁参与)
主催:さいたま市消費者団体連絡会
昨年秋に創設された消費者庁について、消費者庁参与の池本弁護士から「地方消費者行政の強化と消費者市民社会」のお話をうかがいました。
1.消費者庁の創設と行政の役割の転換
(1)考え方
・従来の消費者行政
・消費者行政推進基本計画
(2)消費者庁・消費者委員会の創設
・組織の概要
・消費者庁の主な取組
・今後の課題
2.地方消費者行政の拡充・強化
(1)考え方
・消費者行政推進基本計画
(2)消費者庁の主な取組
・これまでの地方消費者行政の実態
・地方自治体の反応
3.消費者市民社会をめざして
(1)考え方
・消費者基本法 国民生活白書
・消費者行政推進基本計画
(2)実現の方策
消費者としてどんなことをしていけばいいのでしょうか?
池本弁護士からは、
・消費者の選択行動が事業者(企業)や社会を変えていくことができる
・第2次「消費者基本計画」へのパブリック・コメントは1月下旬
自分の関心のある部分だけでも意見を出して欲しい
・消費者庁が情報収集を行なうための
消費者情報ダイヤル(03-3507-9999)
・個人のトラブルや不安の相談をする
消費者ホットライン(0570-064-370)
・各地方自治体に「消費者行政推進本部」の設置を呼びかけている
・「地方消費者行政強化プラン」を策定する(2010年1月)ので、消費者団体は具体的な取り組みについて要請して欲しい
等のお話をいただきました。