日時:2021年12月20日(月)10:30〜12:30
場所:埼玉会館ラウンジ+Zoomオンライン
講師:原田 禎夫さん
大阪商業大学・公共学部 准教授
NPO法人 プロジェクト保津川 代表理事
テーマ 川と海のつながりから
〜かめおかプラスチックごみゼロ宣言の挑戦〜
・プラスチック汚染(Plastic Pollution)のほとんどは陸から川を通じて流れ出した生活ごみによるものです
・海洋プラスチック汚染は①中国、東南アジアから、②日本の河川からもたらされます
・シーフード好きの日本人への影響はより大きくなります
・特にプラスチックの哺乳瓶などを使う赤ちゃん・子どもたちが影響を受けます
・プラごみのリサイクル率は回収されたものだけに対する数字です
・本当の意味のリサイクル(マテリアル・リサイクル、ケミカル・リサイクル)の割合はたった25%で、57%は焼却処分されています
・プラごみの海洋流出の多い国のほとんどに日本はプラごみを輸出しています
・淀川流域の河川ごみの調査をしました
・桂川流域のレジ袋などのプラごみがすごいです
・NPO法人プロジェクト保津川の活動を報告します
・ごみマップアプリを作ってどこにゴミがあるかを調べました
・行政・地域団体・NPOで情報共有・活用をしています
・子どもから高齢者までみんなでゴミを回収した結果、川のレジ袋は激減しました
・亀岡市ではレジ袋禁止条例で、市内のお店では①プラのレジ袋を提供しない、②プラ以外のレジ袋も無償では提供しない、③従わない場合は店名を公表するなどが決められています
・コロナ禍の今ではマイバッグ・マイ容器持参などに取り組んでいます
・小学校に給水器を置いたので重い水筒を持参しなくてよくなりました
・たったひとつの冴えたやり方はないので、さまざまな活動を組み合わせて価値の共有が必要になります
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